選択肢が増えること

近年、人々の中にものを所有しないというスタイルが浸透してきている シェアリングエコノミーの発達がそれを促進しているのは周知のことと思う そして、そうしたライフスタイルの裏には多分、上質な選択肢の増加がある たとえばアメリカで、T型フォードが19…

誰かを嫌うには

「誰かを嫌うには、人生は短すぎる」 たまに出る、名言シリーズ これはネットで見つけたものだけど、いい線いっていると思う 「人生の貴重な時間を嫌いな人のために使うのは野暮だ」と これに関連して、 「何かを生み出して得られる喜びと、何かを消費して得…

返報性の原理

人に親切にされたらお返しをしたくなる、という心理的反応のことを指してそう呼ぶ この間あった話で言うと 初めて会った人に対して、何の気なしに 「帰り何線に乗るの?」と聞くと、返事まで少し間があった よく考えれば初対面の人に沿線を教えたい人はいな…

偽善は悪か

大災害や大事件が発生した時、人の行動は二種類に分かれる 一つは問題を解決するために、働きかけること もう一つはそれを他人事と捉えて、何も関与しないこと 何も関与しない人にも様々事情があることと思うが 自分に見返りが無いのに赤の他人に何かする意…

ピークエンドセオリー

思い出は 「一番盛り上がった瞬間」「終わりの瞬間」 以外ほとんど記憶に残らない、という説である たしかに思い返してみると これまでの人生ではっきり記憶に残っている思い出ってさほど多くない もちろん近年は携帯で写真を取れるようになって思い出を残す…

ありがとうとさよなら

「ありがとうとさよならは言える時に言わないとだめ」 これは、とある映画からの引用である あるいは、そうした気持ちを伝えるのに 「明日が来るのを待っているなら、今日でも良いはず」 これは『最後だとわかっていたなら』という本からの引用である いずれ…

不労所得

「天然資源などの不労所得に恵まれた国家では、政治制度が発達しづらい」 という説がある 国家が国民からさほど税金を取らなくても、資源で歳入を確保できるから というのがその大きな理由と言われている たしかに国家というマクロな視点で言えば当たってい…

不断の努力

「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」 と、これは日本国憲法第12条の条文である 「サボっていると自由や権利を失うかもしれませんよ」 というある種、脅迫めいた意味にもとれる このこと…

影響力

「AがBに影響を及ぼす」とは Bが、「Aがいなければしない動き」をすること みたいな定義だったと思う

できる人

人間二人集まれば、そこにはできる人とできない人がいる しかし、このできるできないというのは必然的なものなのだろうか ある学者が言うには、その人がもともと持っている資質も、努力する才能まで含めて その人が持っているすべてのものは偶然与えられたも…

一日を充実させるには

能動的に生きていないと良くない 朝起きるのも 家を出る前の準備も 職場なり学校なり遊園地なりで時間を過ごす時も 寝る前の時間も 自分で決めて自分で取り組んでいるときはやる気が出るし 間違っても眠くなることなど無い 人間の集中力と眠気は多分密接につ…

神格化

あるものを神格化(絶対的な正解とみなすこと)すると それを揺るぎない前提として置くようになる 人は揺るぎない前提を持っているとき、迷わず突っ走ることができる 幼い頃、大人は絶対だと思って言う通りにしていたこどもが ある時、大人も所詮自分と同じ人…

失うものなどなかった

「今思えばあの頃は失うものなどなかったんだから、挑戦しておけばよかった」 事の大小を問わず、大抵の悩みは後で振り返ればなんてことないものだ 悩んでいる間に「実験」が中途半端になってしまうことの方がよほど問題だ つまり、とりあえず収穫とか反省と…

人に親切にするには

相手をチームメイトだと思うことで、人に親切にできるようになる 自分さえよければいい、赤の他人のためにそこまでする気にならない それはもちろんそうだ 少しの良心から人に親切にしたらそこに付け込まれて 嫌な思いをすることもある 結果、人に親切にした…

本気の失敗

本気を出さないと、失敗を次に活かせない タイトルの「本気の失敗」という言い回しは 漫画『宇宙兄弟』から引いてきたもので 「本気で作り込んだ試作品が失敗に終わっても それがうまくいかなかったということが分かるだけで充分価値がある」 みたいな意味合…

初回投稿

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